■令和5年6月13日 更新

 

 

 

ごあいさつ

 

令和5年度の茨城県公立高等学校事務職員研究会総会におきまして、会長を仰せつかりました、下妻第一高等学校の佐藤房雄です。

茨城県公立高等学校事務職員研究会の発展と本県教育の充実に寄与できるよう、関係各位並びに会員の皆さまのご支援ご協力をいただきながら、微力ではありますが努めてまいります。

本会は「会員相互の緊密な連携の下に、学校教育事務の能率増進について研究し、もって学校教育効果の進展に寄与すること」を目的としています。これまで、歴代会長他、担当委員の尽力によって、本県教育への貢献や会員の資質向上など、その活動が受け継がれています。

新型コロナウイルス感染症が収束に向かい5類へ移行されました。今年度は、本会の目的達成に向け、総会でお示ししました事業計画に沿った活動を従前どおりに実施してまいります。一人でも多くの会員の皆さまにご参加いただき、会員同士の交流・親睦を深めるとともに、ご自身の成長に繋げていただきたいと思います。

 

さて、学校事務の実務に目を向けますと、コロナ禍が追い風となった急速な教育のIT化への対応、長寿命化や生徒増に応じた校舎の増改築、空調設備整備やトイレ洋式化などの施設整備業務、そして新規事業や新制度・システム導入への対応など、働き方改革が推進される中、様々な業務がこれまで以上に複雑・煩雑化しており、それらの処理に苦慮されているのではないでしょうか。

課題や問題が大きいほど、事務研の存在意義も大きく、有効に活用していただきたいと思います。私たちも会員の皆さまから知恵をいただき、より良い課題解決に向けた方向性を探ってまいります。事務研ホームページにはこれまでの研究成果や日常業務に有益な多くの情報(お役立ち情報や資料集)が掲載されていますので、ぜひご活用ください。

 

また、事務職員研究会は、事務職員の業務の効率化、負担軽減に向けた取り組みとともに、「事務職員同士の繋がりの場」でありたいとも思っております。問題の解決や新たな情報・知識の習得など、繋がることで得られる効果は非常に大きいものと考えます。2019年に発行された事務研70周年記念誌の編集後記に「事務研に育てられた」「事務研への恩返し」との言葉があります。私も事務研(会員の皆さん)に育てていただいた一人です。事務研の委員や役員を努めること、周りの事務職員の方々と繋がることで成長させていただきました。今後も研究活動とともに「会員相互の緊密な連携」を大切にし、会員の皆さまが成長できる活動を提供してまいります。

 

 

最後になりますが、事務研役員・委員が一丸となり、本会の目的達成のため尽力してまいります。多忙な毎日ですが、本会の事業への積極的な参加と、会員の皆さまのご支援・ご協力を心よりお願い申し上げます。

 

 

茨城県公立高等学校事務職員研究会 会長 佐藤 房雄